射和町の文化財Cultural Resource

射和町の文化財

櫛田川に沿って古くからの町並みが残る松阪市射和町は、上流の丹生で採れた水銀を加工してつくる軽粉によって中世以来繁栄しました。最盛期の室町末期には釜元が83軒もあり、江戸や京都に出た射和商人は、まちに大きな富と文化をもたらしました。それらは祇園祭などの伝統行事やさまざまな民俗文化として受け継がれています。まちに点在する文化財は、まちの歴史と文化の特色を伝える貴重な資料です。